地域社会との共同作業

水中環境の改善を考えたとき、どんな理由があるにせよ多かれ少なかれ人々の活動は制限されるでしょう。そこで鍵を握っているのが、地域コミュニティーの発達です。エコを重視した生活の選択肢を、地域社会に提案していくことは、一方的にただ奪い破壊するのではなく、自然を守る中で生活を豊かにしていくすべを、学んでいくことにつながってゆきます。両ミンピリゾート設立において、自然環境のあり方を十分にふまえた上で、その地に暮らす人々により良い生活を提供するという1つの目標を掲げ、いくつかのコミュニティー プロジェクトを立ち上げてきました。1998年、ミンピ ムンジャンガンが開設された当時、地元漁村の漁師たちによって集中的に行われてきたダイナマイト漁を止めるようにと働きかけ、そこで1つの選択肢として、バニュウェダン湾内に、ムンジャンガン島へのもう1つの玄関口を開くための資金を提供しました。今現在、およそ70のボートがあり、ドライバーとして、ガイドとして、村の元漁師やその家族たちに仕事を与え、生活を支えています。
 
その他にも人々の関心のある分野に焦点をあて、協調的に働きかけていく中で、生きたまま魚を捕まえて、アクアリウム等へ売り出していることで知られている近隣地域Sumberkima(スンバルキマ)のコミュニティーでは、ワカメ 生産プロジェクトが発案されました。2002年、初期段階における主なチャレンジを成功させ、始まったこのプロジェクトは現在、男女問わず、150以上の村民を雇用しています。また、そこからさらに、小さな家庭産業も生まれました。良質のワカメの生産に欠かせないのはきれいで状態の良い海水、つまり健全な水中環境が必要とされます。
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